灯りだした ネオンの明かりで

誰かのためによる誰かの物語があったりなんかして、
でもそれがこの世界中の全員に感動してもらえるとは限らなくって、
当たり前の事だけど少し悔しいような気もするし、
だからといって上手く創ろうとするほど壊れていって、
どんどん分からなくなっていくんだけど、
それもまたいいかなぁ、なんて思って、
飽きちゃって窓の外に目を向けたりなんかして、
飛んでるコウモリの数を数えてみたり、
歩いている人の服の色をボーッと眺めたてみたり、
そういうどうでもいいことに心が傾いてちょっぴり落ち着いて、
また創ろうと試みてみるんだけど、
やっぱり頭の中がまとまらなくって、
結局テレビ見て一日が終わっちゃったりして、
あーぁって思ってそのまんま寝て、
起きて、
朝日を見てどうでもよくなってきたり、
そんな気分で全部晴れてきたのは自分以外の何者でもなくって、
難しく考えすぎていた事に気付いたりして、
誰かのためによる誰かの物語がなんなのか、
そこから一回リセットして思い直したんだけど、
やっぱり難しくなっちゃって辞めて、
へらへら笑って、
泣いて怒る自分が居る事に気付いて、
またいつもの生活に戻ろうとかそんなことばかりで、
いつもが嫌で始めた考えごとなのにいざなったら駄目なんて情けないし、
何だか可哀想で可愛くて、
いつもが無償に恋しくなって、
だんだん本当に分からなくなってきたけど、
誰に相談すればいいのかも分からないし、
相談するほどのことでもない気がするし、
いや、
ようは自分が変えるしかないわけで、
それがこれからもずっと続くのかと思うと気が遠くなるばかりで、
妙に現実逃避したりするけど、
どう頑張ってもそこは抜けられないし、
ここで踏ん張る以外に道はないんで、
もう仕方ないし、
運命・・・じゃないけど、
それが僕だから。


それが僕だから。


それが僕の生きるという事だから。